カジュアル着物の疑問解消
着物を着てみたいけれども、着ていく場所が分からないという声をよく頂きます。せっかく着物を買ったのに着て行く場所が無いのは少し寂しいですよね。着物を着て行くのにおすすめの場所やシチュエーションを紹介します。
【目次】
1:カジュアルな着物はどこに着ていけばいい?2:着物が合わない場面
3:着物が着られるお稽古は?
4:歌舞伎に適した装いは
5:旅行に行くにはどんな着物がよいですか?
6:色無地をカジュアルに着てはいけませんか?
カジュアルな着物はどこに着ていけばいい?
パーティーやお茶会、歌舞伎など
よく着物である疑問が着ていく場所が分からないですとお声をいただきます。 カジュアル着物は着ていく場所も限られると思いがちですが、そんな事はありません。
パーティーはもちろん歌舞伎や落語鑑賞、お茶会などに着物を着てくる人多いので場に馴染むでしょう。それ以外にも観劇、美術館、発表会、神社巡り、小旅行、お食事会などちょっとしたお出かけにどんどん着て行きましょう。
着物が合わない場面
動きやすさを優先する場面には適してません。
基本的に会社や体を動かすスポーツ、アウトドアのシーンには適してません。 またお買い物をする際に試着が必要な場合は着物は少し不便かもしれません。
着物が着られるお稽古は?
和のお稽古がメインに
和のお稽古ごとと言えば、茶道、華道、香道、三味線、お琴、日本舞踊などがあります。茶道や華道は洋服で行う教室もありますので始める前にお教室に確認されることをお勧めします。和のお稽古を始めると発表会などありますので自然と着物を着る機会も増えていきます。
歌舞伎に適した装いは
初日や千秋楽は華やかに
観劇ですから一般的には小紋や江戸小紋に名古屋帯を合わせると良いと思います。 演目や贔屓の役者さんにちなんだ柄、色を取り入れた装いをしていくのも、歌舞伎のもう一つの楽しみ方です。
桟敷席や一等席、お正月公演や襲名公演、初日や千秋楽などの特別な日は付け下げなど華やかにドレスアップして出かけましょう。
旅行に行くにはどんな着物がよいですか?
シワになりにくい大島紬がおすすめです
大島紬は水に強いため急な雨でも安心です。また軽くてシワになりにくいので、身軽な装いで楽しみたい旅行には最適です。ウールや木綿、化織の着物も手入れが楽なので、旅行向きです。
色無地をカジュアルに着てはいけませんか?
カジュアルには合いません
色無地は帯次第でカジュアルに着られそうですが、留袖や振袖が礼装になる前は最も格の高い着物でした。「着てはいけない」と言うよりも格の高い着物なのでそぐわないといったほうが良いでしょう。